fukuiesp
エスペラントのあいさつ
エスペラントの第一歩
福井エスペラント会
メンバー、その他の活動

平成21年今年もよろしく 笠嶋
人間到る処青山あり
(じんかん、いたるところせいざんあり)
私の好きな言葉は、「一期一会」」があるが、「人生至る所青山あり」ともいうこの言葉は味い深い。
人間はその気になれば何処ででも死ねる。
また、そうであるから故郷を離れて異郷に雄飛するのに躊躇してはいけない。
出典:江戸時代末期の僧釋月性の詩『將東遊題壁』
男兒立志出郷關 男児志を立て郷関を出ず
學若無成不復還 学もし成らずば、また、還らず
埋骨何期墳墓地 埋骨いずくんぞ墳墓の地を期せん
人間到処有青山 人間到る処青山あり
サラリーマン社会では,異動はつきものである。
他の部署に異動になるたびにこの言葉を思い出しました。
達磨宰相と呼ばれた高橋是清は、仙台藩の命で渡米するが悪徳貿易商に奴隷として売られ苦労するなど波乱の人生を送るが、日露戦争で国債を外国に有利に売るなど、財政家としての力量を発揮し、2・26事件で暗殺されるまで6度大蔵大臣を勤めた。彼の心情は「人間到る処青山あり」であった。

春駒句会in越前市役所内生涯学習センター

福井エスペラント会in国際交流会館
水清ければ魚棲まず
出典は、『漢書』、『孔子家語』、『宋名臣言行録』などに出てくるが、次のような言葉らしい。
「水至って清ければ則ち魚なし。人至って察なれば則ち徒なし」
「察」とは、「明察」という言葉もあるように、何でも詳しく知っていること。なまじ知りすぎていると、ついそれを口にして、相手を咎め立てしたくなる。その結果、嫌われたり、敬遠されたりして、人が寄り付かなくなる、というのである。
この「至って」は、「極端に」という意味。
江戸時代、田沼政治(享保の改革)の反動で、松平定信が寛政の改革をしたが、その時の狂歌に、「白河の清き流れにすみかねて元のにごりの田沼恋しき」 これに天保の改革を加えて三大改革という。

ねりまシニアネットワークの仲間たち
鳴かず飛ばず  <目だった活躍をしないこと>
春秋戦国に活躍した荘王は、即位して3年間遊び呆けた。国に布令し、「諌めるものは死刑に処す」
伍挙が、「鳥あり阜にあり、3年蜚ばず鳴かず、これは何の鳥ぞ」王応えて、「3年飛ばずとも、一度飛べば天の極みに至るであろう。3年鳴かずとも、一度鳴けば世を驚かすであろう」

    純喫茶ジャズが流れてアンニュイは
            壁の絵を射るゴッホは逃げる
厨からトントントンと包丁の音軽やかに妻帰りたり
歌を2首。BonanTagon!(こんにちわ!)
エスペラント語学は素敵な言葉です。


春駒句会in越前市役所内生涯学習センター

 
 
 
inserted by FC2 system